イビサクリームの全成分について徹底的に調べる

デリケートゾーン専用品は、皮膚が薄くて繊細な場所であるデリケートゾーンに使えるように作られている時点で肌に優しいと言えます。
イビサクリームはデリケートゾーン専用品であることに加え、敏感肌の人でも使えるように作られているので、デリケートゾーン専用品の中でも特に肌に優しく黒ずみケアができるクリームです。
とはいえ、これではざっくりとした説明に過ぎません。

主成分にどんな成分が使われていてどんな風に黒ずみケアができるのか、主成分以外にアピールされている成分はどんな成分なのか、これといってアピールされていなくとも配合されているその他大勢的な成分はどんな役割を果たしているのか、敏感肌の人でも使えるように作られているということは敏感肌の人でも大丈夫な成分ということなのか等々。

成分については細かな説明をしていくとキリがないほどに説明のしようがあります。
幸い、イビサクリームは全成分を公式通販サイトで公開しています。主成分はもちろん、主成分以外の成分についても徹底的に調査すると共に徹底的に解説します。

イビサクリームの主成分 トラネキサム酸とは

イビサクリームの主成分はふたつあります。

まず、ひとつめ、トラネキサム酸。トラネキサム酸は美白成分です。
よって、イビサクリームはこのトラネキサム酸が配合されているので黒ずみを美白できるということです。

トラネキサム酸は、厚生労働省が認めている医薬部外品のひとつでもあります。
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の真ん中に位置する存在です。医薬品ではありません。
薬か化粧品かで言ったら化粧品寄り、というか、化粧品そのものですです。
ただし、肌に対して何らかの効果があると厚生労働省が認めた成分を化粧品に配合した際に医薬部外品と表示することが許されます。
医薬品ではなく化粧品だけれども化粧品よりも肌への効果がある、それが医薬部外品で、イビサクリームも医薬部外品です。

つまり、イビサクリームは、肌に対して何らかの効果があると、この場合は美白効果があると厚生労働省が認めたトラネキサム酸を配合している医薬部外品だということですね。

それでは、トラネキサム酸にはどんな美白効果があるのかという話に移ります。
層を形成している皮膚の上層を表皮と言い、表皮に紫外線などの刺激を受けると、「メラニン色素を生産しなさい」という情報伝達物質が表皮から分泌されます。
情報伝達物質がメラニン色素を生産する細胞・メラノサイトに届くとメラニン色素の生産が始まります。その情報伝達物質の働きを抑制するのがトラネキサム酸の美白効果です。
すなわち、トラネキサム酸が情報伝達物質の邪魔をするとメラニン色素を作りなさいという指令が届かないのでメラニン色素が生産されません。メラニン色素が生産されなければ黒ずみやシミになることもありません。

イビサクリームの主成分 グリチルリチン酸2K

イビサクリームの主成分ふたつめは、グリチルリチン酸2Kです。

主成分ひとつめのトラネキサム酸が美白成分だったのに対して、こちらは美白成分ではありません。成分のカテゴリ的には抗炎症成分にあたります。
漢方薬に用いられる甘草(カンゾウ)の根っこに含まれている成分であるグリチルリチン酸と、カリウムを合わせた物。
それがグリチルリチン酸ジカリウムで、グリチルリチン酸2Kと呼ばれることもあります。

抗炎症という字の通り、炎症に抗う効果を持っているグリチルリチン酸2Kは、化粧品、シャンプー、育毛剤、抗アレルギー剤、風邪薬など幅広く使われている成分です。

化粧品ですと、炎症を起こしている状態の赤ニキビに効果を発揮するのでニキビケア用化粧品によく使われていますし、炎症を起こしやすいあるいは健康な状態の肌にくらべると炎症を起こしているに等しい敏感肌用の化粧品にもよく使われています。

イビサクリームが敏感肌でも使えると公言しているのはこのグリチルリチン酸2Kを配合しているからだと言えます。
かつ、グリチルリチン酸2Kについての説明で「肌荒れを防止し お肌を整える」と明記しているのは、グリチルリチン酸2Kの抗炎症作用ゆえに肌荒れが防止できて肌を整えられる、という意味でしょう。

イビサクリームに使われている植物性の成分について

イビサクリームの主成分の次は、アピールされている成分についてです。
イビサクリームの公式通販サイトを見ると一目瞭然なのですが、主成分の次に目につくのが植物成分です。
植物成分とは、植物から抽出した植物由来の成分のことで、植物イコール天然の物なので天然由来成分と表現されることもあります。イビサクリームには、

  1. サクラ葉抽出液
  2. カモミラエキス
  3. ダイズエキス
  4. オウゴンエキス

という4種の植物成分が使われています。

植物成分は化学成分と対をなす存在です。
化学成分は人間の手で作り出された人工の物で、必要だから作り出されたとはいえ、天然の物とくらべると人間にとっては刺激が強過ぎたり、作り出されてから日が浅くどんな影響が出るのかわからなかったりします。特に、敏感肌やアトピー体質だと化学成分が肌に合わないことが多いです。

逆に、植物成分は、自然界に普通に存在する物ですから、敏感肌やアトピーでも使えるくらいに肌への刺激がマイルドです。
イビサクリームは、肌への影響を考えてなるべく刺激の少ない物を選択した結果、4種の植物成分が使用されるに至りました。

植物成分その1:サクラ葉抽出液とカモミラエキス
イビサクリームに使用されている植物成分のサクラ葉抽出液とカモミラエキスについて説明します。
まずは、サクラ葉抽出液のほうから。
サクラ葉抽出液とは、日本人にはおなじみの桜の葉っぱから抽出された液体のことで、サクラエキスとも呼ばれています。
メラニンの生成を抑制する作用すなわち美白効果を持つ他、炎症やかゆみが起きないように抗う抗炎症作用を持っています。
イビサクリームの主な美白成分はトラネキサム酸ですが、サクラ葉抽出液のような植物由来のマイルドな美白成分も配合しているのです。

先に言ってしまうと、4種の植物成分すべてに美白作用があります。

次に、カモミラエキス。カモミラエキスとは、カモミールティーなどで知られるハーブの仲間、白い花を咲かせるキク科の一年草・カモミール(和名がカミツレであるために日本ではカミツレと呼ばれることもあります)から抽出されたエキスのことです。
化粧品及び日用品メーカーの花王がカミツレの葉から発見した成分をカモミラETと呼ぶのですが、花王以外のメーカーはカモミラETではなくカモミラエキスと表記することが多いです。
そして、カモミラETは美白成分ですので、カモミラエキスも当然美白成分です。

鎮静効果があることが有名なカモミールのエキスであるため、炎症を抑制する効果もあります。また、カモミラエキスにしてもサクラ葉抽出液にしても保湿効果を持っています。

植物成分その2:ダイズエキスとオウゴンエキス
引き続き、イビサクリームに使用されている植物成分のダイズエキスとオウゴンエキスについて説明します。
まずは、ダイズエキスのほうから。
ダイズエキスは読んで字のごとく大豆のエキスです。
大豆の主成分・イソフラボンが詰まったエキスだと言えます。イソフラボンは女性ホルモンによく似た作用を持つとして注目を浴びた成分で、高い保湿効果を持っており、なめらか本舗の豆乳イソフラボンシリーズのようなイソフラボンの保湿効果に主体を置いたスキンケアアイテムが流通しています。
また、イソフラボンには抗炎症作用もあり、ニキビなどに効果を発揮すると言われています。

女性ホルモンによく似ていることと保湿効果が高いことに着眼されがちですがメラニンの生成を抑制するという美白効果もあります。
女性ホルモンのバランスがくずれて肌のターンオーバーが乱れている場合はそれを整える効果も期待でき、ターンオーバーが正常になることで黒ずみの正体であるメラニン色素の排出がうながされる効果も期待できます。

次に、オウゴンエキス。シソ科の多年草で紫色の花を咲かせるコガネバナ(黄金花)の根っこを乾燥させた物をオウゴンと言い、オウゴンを溶かしたエキスがオウゴンエキスです。
オウゴンエキスには、紫外線を浴びた時などに生じる情報伝達物質エンドセリン-1の生産を抑制するという美白効果があります。
さらに、オウゴンエキスは、抗炎症・抗アレルギー・抗酸化、抗菌・保湿・コラーゲン保護・育毛など幅広い効果を持っていて、敏感肌にも優しい植物由来であることも手伝って敏感肌用化粧品によく配合されています。

まとめると、イビサクリームには肌に優しい植物由来成分が4種使われており、4種すべてに美白・保湿・抗炎症作用があるということです。

イビサクリームのその他の成分についてももちろん調査

さて、ここまで説明した成分は、いずれも、

  • 美白効果
  • 抗炎症効果
  • 保湿効果

のどれか、あるいは、いくつかをそなえた成分です。

ここまでで、すでに、イビサクリームには美白効果と抗炎症効果と保湿効果とがあることと、それらの効果があるがゆえにデリケートゾーンの黒ずみに効果を発揮するのだということが判明しています。
がしかし、イビサクリームにはまだ他の成分も配合されていますので、主だった成分以外の成分についてももちろん調査しました。

ここまで説明した成分の大半には保湿効果があるわけですが、イビサクリームは保湿力を持たせるため、さらに8種の保湿成分を配合しています。
こちらについては、後述します。それから、イビサクリームが公開している全成分の一覧表についても後述します。

イビサクリームの保湿力の鍵は8種の保湿成分

イビサクリームに保湿力があるのは、植物由来の保湿効果を持つ成分4種以外にも、8種もの保湿成分を配合しているからです。

  • ヒアルロン酸ナトリウム(2)
  • シロキクラゲ多糖体
  • 乳酸ナトリウム液
  • ローズ水
  • BG
  • 1,2-ペンタンジオール
  • グリセリン
  • 1,2-ヘキサンジオール

ヒアルロン酸はコラーゲンのような大ブームを起こした保湿成分で、非常に高い保水力、つまり、水分をキープする力を持っています。
この保水力がヒアルロン酸の保湿力の決め手です。水分をしっかりとキープして離さないから乾燥しにくいイコール保湿できるのです。

シロキクラゲ多糖体は、キノコ類のシロキクラゲから抽出された植物性の多糖体です。
多糖体とは単糖が多数結びついた物ということです。非常に多くの水分を蓄えることができるので、ヒアルロン酸以上の保水力ひいては保湿力を持っています。

乳酸ナトリウム液は、皮膚の最上層である角層の水分を保っている天然保湿因子(NMF)の中にも存在している乳酸ナトリウムという成分を液体化した物で、保湿効果と抗菌作用を持っています。乳酸ソーダという別名で呼ばれることもあります。

ローズ水は、ローズつまりバラから抽出した水分です。昔から化粧水などに使われていた歴史のある成分で、ローズウォーターと表記されることもありますが同じ物です。保湿以外に殺菌・抗菌効果を持っています。

BGとは、ブチレングリコールの略で、水の分子を引き寄せるという保湿効果と菌が育ちにくい状態にする効果を持ちつつ低刺激であるために化粧品によく使われる成分です。

1,2-ペンタンジオールと1,2-ヘキサンジオールは、BGよりももっと低い濃度でも抗菌力を発揮するという優れた抗菌力を持ちつつ、保湿効果を持つ保湿剤として化粧品によく使われています。

グリセリンは乳液やクリームに配合されることの多い保湿剤で、低コストで変質しにくく皮膚への刺激が少ないというコスパの良い成分です。

こうして見てみると、化粧品によく使われている保湿剤から保水力に優れた成分まで色々な保湿成分を取りそろえて配合しているということがわかりますね。

その他の成分はイビサクリームを組み立てている成分

説明の前に、イビサクリームの全成分一覧表に目を通してみてください。

有効成分
トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分
ヒアルロン酸ナトリウム(2)、シロキクラゲ多糖体、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ローズ水、乳酸ナトリウム液、サクラ葉抽出液、オウゴンエキス、カモミラエキス(1)、ダイズエキス、メチルフェニルポリシロキサン、1,3-ブチレングリコール、ポリアクリル酸アミド、1,2-ペンタンジオール、軽質流動イソパラフィン、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(7E.O.)、1,2-ヘキサンジオール、エデト酸二ナトリウム、フェノキシエタノール、精製水

有効成分イコール主成分はともかく、その他の成分を見てみると、説明した成分以外の成分名もたくさん並んでいます。
これはどういうことなのかというと、イビサクリームを組み立てている成分なのです。

化粧品は基本的に水っぽい成分と油っぽい成分とを混ぜて作られます。
水と油はご存じのように容易には混ざり合いません。そのため、分離しないできちんと混ざり合わせるために使う成分なども化粧品を作る上では欠かせません。
そして、そういった化粧品を作るパーツのような成分も合わせて一覧化しているので、非常に多くの成分名が並ぶのです。